経済危機時に資産を守る方法-安全資産ランキングとポートフォリオ

世界各国の成長率が低迷し、安定感がある中でのじり貧の空気が漂っている。いい思いをしているのはアメリカだけじゃないのかという気もしてくるのが現状だ。

しかし私の考えではアメリカは今バブルである。

バブルに向かっているというよりはすでにバブルだと言っていいだろう。数年に一回の暴落は今回は経ずに来ているがいずれくる暴落の準備期間なのは間違いない。

次のバブル崩壊の震源地はアメリカだ。日本のバブル崩壊と違い世界に大きな影響を与えることは確実である。ただし、今回はアメリカが自分本位の経済政策をとっているため、アメリカがこけても世界への影響は依然よりも少なくなっている可能性はある。

それにしても金融資産はアメリカに集中しているため資産価格の暴落は避けられないだろう。

そうなったらやばすぎる!

とくに日本人は日本の経済や投資に無知な人が多いのでこの記事で指摘しておくことは一定の価値があるだろう。

(なと投資判断には一切責任を持たないので自己判断でするようにお願いしたい)

リスクが嫌いは人は投資はやめておけ!必ず損する

まず第一に投資というのは生半可なものではない。私も最近稼げているが以前は損しっぱなしの時期もあった。スランプというだけで大損である。今までで合計したら1000万円以上損しているかもしれない…。

多くの人は間違いなくこういう状態になるだろう。

なのでよくわからないという方は一部の安全資産を除き投資はやめておくのがおすすめだ。

積み立てNISAは安全なのか

NISAは毎年一定額は税制的に優遇された取引ができる制度である。しかし株式というのは毎年買い続けてずっと保有するようなものではない。暴落する前に売り抜けられなければ大損するのだ。または暴落後にちょっとずつ積み立てるならまだいいだろう。

今のような長く続く株高局面にずっと買い増ししつづけるというのはあまりいい戦略ではないと思う。必ずしも株への投資が必要ではないので自信がない人は今すぐ手仕舞って貯金だけにするのもおすすめだ。

では貯金だけでいいのかというとちょっと違う。貯金も万全とは言えずある経済状況では最弱になりうる。

それが次のような状態である。

貯金が脆弱となる場合

貯金が極めて不利になるのは次のような場合だ。

  • ハイバーインフレーション
  • 国の経済破綻

どちらも似たような状況だが、国家の信認が失われて紙幣、つまり円の価値が失われるような状況では貯金は最弱となる。

したがって貯金だけではまずいということだけは頭に入れておこう。そして一つヒントをあたえるとハイパーインフレーションという状況ではインフレ率(=紙幣の下落率)が増大するわけだ、例えば年率100%のインフレが起きた場合、次の年には物価は2倍となる。つまり紙幣の価値が半分となったということだ。このことを頭に入れておいていただきたい。さらに詳しくは後で説明するとする。

その前に、資産の安定性(安全さ)を知っておく方がいいだろう。

世界安全資産ランキング

あくまでも2019年の話だが(数年間で激変することはありうる)、私の主観で資産の安全性をランキングしてみよう。

第1位 円

なんと円が最も安全ということで貯金だけでいいじゃないかとなってしまう。しかし資産の安定性はいきなり崩れる可能性もあるため念のため別の逆の動きをする安全資産も持っておいた方がいいだろう。

第2位 ドル

円の次に安全な資産はドルだと私は思う。ここで一つ言っておけば数年、十数年にわたりどちらが強くなるということは考慮していないので注意が必要だ。私自身はドル高になる可能性が高いと見ているが、安定性の側面では円のほうが上だと思うだけだ。

それはどういうことかというと、たとえドル高であっても何か経済が急変するような事態になれば円が最強と貸すだろうということだ。

第3位 金

ドルと金は逆の動きをすることが多いが、価格の安定性という意味では金も最強に近い資産だろう。今のように以上に通貨を擦りまくっている量的緩和状態ではクラッシュ的な通貨の崩壊が起きてもおかしくはない。その場合金が暴騰することになるのだ。

第4位 スイスフラン

円とほぼ同様の最強通貨と言えるのがスイスフランだ。しかし円やドルと比べればマイナーなので第4位とした。スイスフランは経済危機があっても安定性を保つ可能性が高い通貨だ。

円やスイスフランを持っておけば株が暴落するような局面では大儲けできるだろう。

世界的に安全と言えるのはこれくらいのものだ。債権はあまり個人が買う機会はないので除外しておくこととする。

日本人にとって経済危機へのそなえとなるポートフォリオは?

唯一の例外をここで提示しておきたいのだが、日本の財政が破綻して政府が財産税をかけた場合にはすべての資産はリスクにさらされることになる。しかしそれ以外の場合にはいかなるリスク局面でもそうそう危険にさらされないポートフォリオを作ることは可能だと思う。

順を追って見ていこう。

第一に、円が最強の安全資産だ

円が安全だというのは日本人にとってというだけはなく、世界のすべての人にとって安全なのだ。つまり、何も考えなくても円を価値貯蔵手段としてる日本人は資産運用の面では有利な立場にいる。

要するにほぼ貯金だけでよいということだ

第2に、通貨そのものが危険にさらされる場合

通貨だけだとすべてを失うようなハイパーインフレーションに直面した場合に備えておくことが必要だ。仮に年率100%のハイパーインフレーション起きた場合来年には2倍、次の年には4倍と倍々で物価が高くなってしまう。それは円が毎年半分になるのと同じだ。こうした場合には外貨と金が有効となる。

通常円のインフレ率より通貨の下落率のほうが大きくなるだろう。市場は先へ先へと織り込むからだ。したがって、ほんのわずかな外貨でも円の暴落をヘッジできる可能性がある。国内で円の価値が半分になる状況で、ドルの価値が3倍になるというような場合である。

その場合100円が50円になる状況で、20円分のドルが3倍になれば60円となるので+10円の含み益となりヘッジできるのだ。

なので安全性を考慮するならドルを10%~20%持っていればいいだろう。

第3に円もドルもリスクにさらされる場合

日米同時にデフォルトリスクが高まるような状況もありうる。なぜかというと日本の外貨準備はほぼドルだからだ。このドルの資産価値がなくなると日本政府は負債ばかりとなりデフォルトリスクが発生する。このような状況では世界が大混乱になるのは必定だ。

この場合唯一ヘッジになるのは金だけだろう。

金の価値が暴落紙幣に対して10倍、100倍となる可能性も否定できない。

そうした場合、ほんのちょっとでも金を持っていれば十分にヘッジできることになる。金の保有割合は5%~10%で十分だろう。

第4に世界経済がなんの暴落もなく安定し、インフレとなった場合

現状ではなさそうだが、世界経済が安定した成長軌道にのり、デフレもおさまって年率5%とか7%などのインフレになったとしよう。その場合、利上げが行われるので金利も+5%とか7%とかになるはずだ。(物価+アルファが通常だ)

そうした場合預金では若干の目減りリスクが発生することになる。このような状況では株式と不動産が上昇する。不動産は一般的に価格が高いのでリートでもいいだろう。

安定してインフレの経済では株価は非常に高くなると想定されるため2倍、3倍は当然だと考えていい。その場合は、物価上昇率さえヘッジできればいいので5%もあれば十分だ。株の代わりにリートでもいいだろう。

あくまで安定運用が前提なので数%にとどめておくことがおすすめだ。この場合、暴落してもなかったものとみなせばいいだろう。

経済危機を想定した安定したポートフォリオはこれだ!

リーマンショック時の株価

(出典:https://kapok.mydns.jp/business/lehman-shock-dow30/)

このように株価が7000円台に突入するような事態はいつでも起こりうる。

以上のようなことから安定したポートフォリオは以下のようになる。なお日本が破綻して財産税をかけられそうだと思う人は海外移住がおすすめである。

経済危機を想定したポートフォリオは日本株式5%(またはリート5%)、ドル10%、金7%、残りの78%は円(つまり貯金)で持っておけばいいと思う。

8割を貯金にして残りの2割だけリスク資産にすればいいということだ。しかもそのリスク資産のうちほとんどはドルと金なのでリスクは低い。ドルが上昇するとき金が下落するのが通常なので平時はリスクはほぼゼロとなる。

一方ドルが暴落するような状況では金が暴騰し、円が暴落するような状況ではドルと金が相対的に上昇して円の下落を補ってくれる。また、危機が起きなかったw場合には5%の株が2倍3倍となって利益を生み出してくれる。株はインフレリスクをヘッジするくらいで日本人には十分だ。

むしろ大半を現預金にして暴落を待とう

株式というのは非常に長い上昇期間(7年から11年など)を経て3年で暴落するなどが基本パターンだ。上昇中に買った株式の大半は暴落があれば含み損になるだろう。

そして暴落もいつかはとまるはずだ。なのでその時に買うようにするのが最も安全なのだ。極端な暴落の底だけが株式の絶対安全ゾーンなのである。今のように株高が長期にわたって続いている場合は注意が必要だ。

逆に株もちょっとだけ持っておけば大儲けは出来ないが株高が続いた場合の恩恵は得られる。日本株を50%とかにして運用している人はなるべく早く変更するようにおすすめしたい。

金融危機が秒読みだという状況ではないが、数年以内に怒ってもおかしくないと私は考えている。

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